夏に多い子供の感染症
まずカンピロバクター、サルモネラ、ベロ毒素産生大腸菌、腸炎ビブリオ、などによる細菌性胃腸炎。
つぎに黄色ブドウ球菌、A群溶血レンサ球菌による伝染性膿痂疹、アデノウィルスによる咽頭結膜熱、エンテロウィルスが原因による無菌性髄膜炎、ヘルパンギーナ、手足口病が夏に多くみられます。また溶連菌感染症は夏でも見られます。
このうち耳鼻科外来でよく見られるのは、まず伝染性膿痂疹(とびひ)です。鼻の入り口や耳の周辺を掻き壊し、ここが感染源となることが多くみられます。
急に発熱し、のどの痛みを訴えるのが、ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱、溶連菌感染症です。
ヘルパンギーナ、手足口病はのどに水疱が見られます。基本的には、対症療法で治りますが、脳炎を合併することもありますので、安静にして経過観察が必要です。咽頭結膜熱、溶連菌感染症ではのどが真赤になります。典型的な症例ではのどを見ただけでおよその区別がつきますが、区別がつかない場合も多くあります。この場合、迅速診断キットがありますので10分程度で診断できます。咽頭結膜熱では結膜炎をおこすことがあり、眼やにが出たり白目が真赤になることもあります。アデノウィルスは伝染力が強いので、手洗い、うがいを徹底します。溶連菌感染症はリュウマチ熱などの合併症を起こすことがあるため、ペニシリンを10日間飲む必要があります。最近、セフェム系抗生剤を5日飲むだけで除菌できるといわれておりますが、残念なことに合併症を予防できる証拠(エビデンスという)がありません。いずれの病気も感染予防対策として、手洗い、うがいが大切です。
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- 2009/06/18
- 2009/06/01新型インフルエンザは小康状態になりましたが…!
新型インフルエンザの蔓延防止のため是非ご協力を!
発熱、咳、倦怠感、下痢、嘔吐などのインフルエンザ様の症状がある方は、医療機関を受診する前に、発熱相談センターに必ず電話でご相談ください。
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